地方での働き方と、都会でのそれは大きく異なります。地方の働き方には色々な魅力がありますが、代表的なものとして挙げられるのが、通勤のつらさの軽減です。都会では、早朝に満員電車に乗って通勤せざるを得ないケースが多く、満員電車に大きなストレスを感じている人も珍しくはありません。
一方、地方では自動車通勤が主流で、電車を使うにしても、都会ほどの混雑に悩まされることはありません。公共交通機関がさほど充実していない地方では、自動車がないと移動が不便になりやすいというデメリットも抱えているものの、通勤のストレスを減らせるのは大きな魅力です。また、都会に人口が集中している都合上、地方の会社は人材不足に悩まされやすく、十分な実力があれば、地方に移住後、いきなり会社で大活躍できる場合もあります。
色々なメリットがある一方、業種の選択肢が少ないというデメリットもありますが、介護職であればこのデメリットはさほど気になりません。介護職の需要がないところなど、まずあり得ないので、介護職の経験があれば地方であっても十分にやっていけます。役立つ資格を取得している介護職の人も、都会と比べれば少ないのが普通なので、有用な資格を持っていれば、施設で重宝されることも十分あり得るわけです。また、地方には、豊かな自然の中で子育てを行えるなどの、仕事以外の魅力も多数あります。一方、都会で働くことでしか得られないメリットがあるのも確かなので、都会と地方、どちらで働くのがベストなのか、じっくり考えるようにしてください。